ヘルペスウイルスの感染と微熱症状

ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスとよばれるウイルスが体内に入り込んだことが原因となって起こる病気で、皮膚病の一種として認識されています。
ヘルペスにもいくつか種類がありますが、比較的かかる人が多い口唇ヘルペスとよばれるものは、くちびる、口の周辺の皮膚、口内の粘膜などに、ぶつぶつとした小さな水が溜まった袋のようなものができ、ときにはつぶれて赤くなり、ただれが生じることもあります。
この水ぶくれは、単に見た目がよくないということだけではなく、痛みやかゆみをともない、がまんできなくなる場合があります。
この口唇ヘルペスは、子供のころに感染してしまえば、免疫ができるので、その後は重症化しなくて済むのですが、衛生状態がよくなったことが災いして、大人になってはじめて感染するという人もおり、その場合は症状が重くなってしまうことも多いものです。
たとえば、はじめは水ぶくれの症状とともに、37度台程度の微熱がつづき、さらに微熱ではすまないで38度以上という高熱になってしまうということがあります。
この微熱のような症状もウイルスのしわざによるものですので、皮膚病と軽く見ていてはだめだということがわかります。
こうした場合ですが、病院や診療所に行って感染を確認してもらい、抗ヘルペスウイルス薬の処方を受けるのが正解といえます。
抗ヘルペスウイルス薬の投与によって、体内でウイルスが増殖できなくなりますので、やがて症状は快方に向かいます。
薬のタイプとしては、患部に塗るものと、経口で飲むものの両方があり、症状や患部の場所によって、適当なものを選択します。
なお、ヘルペスはいったん治ったと思っても、その後も一生体内にとどまりつづけ、ストレスなどがあったときに再発しやすいものですので、体調には気をつける必要があります。

ページトップへ